活動報告

2025年10月1日（水）大阪・ホテルプラザオーサカにて第一回定例会議が開催されました。

まず初めに、山田会長より開会のご挨拶を頂きました。

その後、勉強会一部・二部と開かれました。

【勉強会　一部】

講師：株式会社おてつたび　代表取締 永岡里菜　様

永岡里菜氏による「人手不足の解消と地域のファンづくりを同時に実現する」人材マッチングサービスの紹介についてのお話を伺いました。

「誰かにとって特別な地域を創出する」というミッションのもとに作られた、旅の力を借りて全国から人材を集めるプラットフォーム

①「お手伝い（短期アルバイト）× 旅 ＝ おてつたび」　というコンセプト

②地域の人口動態や人口分布に依存しない人材確保が可能になる

③地域活性化への貢献になっていること（参加者の約60％がその後も地域と何らかの形でつながりを維持）

④宿泊施設での具体的な活用事例

などについてお話頂きました。

【勉強会　二部】

講師：株式会社プラザオーサカ取締役 菅原 真太郎　様

菅原真太郎氏より、「外国人材＆インバウンド集客の取り組みについて」、在留資格の種類と特徴、徳衛技能の普及状況、採用に関する取り組みについてお教え頂きました。

宿泊業は特定技能の枠がたくさんあるのに、活動が遅れていること、外食業界では、特定技能１号人材が多く働いているのに対して、宿泊業はまだ少ないことなども知りました。

ネパール・フィリピン・インドネシアで採用イベントを実施していること、国ごとの特性を理解し、適材適所で活躍の場を設計することが重要であることをお教え頂きました。

そして、ホテルプラザオーサカにおいてのインバウンド集客成功事例などのお話、Google口コミのKPI運用についても伺いました。

ホテル内の鉄板焼レストランを、欧米をターゲットにメニューを再構築し、インスタグラムを活用して、和牛コースを高単価で売り出し提供を始めたことで、インフルエンサーさんが注目し、バズり、以降も安定して人気を保たれていることは、大きな広告効果につながっていく、日本人の感覚だけでなく、海外の方の感覚の違いも学び、取り入れていくことの重要性、そしてよいヒントとなりました。

勉強会後は、各委員会の報告。

そして各委員会にわかれ、会議を行いました。

会議後は、ホテルプラザオーサカの宴会場で懇親会をさせて頂き、講師様や協力商社様と情報交換や交流などの楽しい時間を過ごさせて頂き、有意義な時間を過ごすことができました。

文：広報IT委員会 玉垣 多佳子